~~卒業生~~おめでとう!!

■□■活動の満期を迎えたメンバーのご紹介です■□■

保護者のみなさんも一緒に最後まで頑張りました!!

親子の絆やストーリーが。。

涙の日もたくさんあったね

たくさんの方に支えられて多くのことを学んだね

卒業しても、舞姫で習得したものを生かして楽しく過ごしてください

+++++++++++++++++++++++++++++++

(3年以上継続で頑張った親子を対象)

青森PerformanceTeam舞姫 ゆい No.2

 「舞姫をやって」

 

私が舞姫を始めたきっかけは、父からの一言でした。青森に引っこしてきたばかりのころ父が私に、「舞姫というものがあるんだけど、やってみる?」と聞きました。私は何だろうと思い「舞姫って何?」と聞くと説明してくれました。そして、ダンスや着物など、自分ひとりでは出来ない事があったので、出来るようになりたいと思い「うん。やってみる」と答えました。そして、練習を始めました。

 私が舞姫をやってよかったことは、たくさんあります。最初は、着物を着るのも、帯を結ぶのも大へんでした。着物を着るとき、本来は左が上なのに右を上にしてしまったり、すそをきちんと上げなかったり、えりをととのえられなかったりして、なかなか上手に着られませんでした。帯も最初は上手に結べず、やっと結んでもすぐくずれてしまったりしました。でも、今は、着物を1人で着て、帯もきれいに結ぶことができるようになりました。 あいさつも大きな声ではっきりとできるようになりました。しせいもよくなってほめられました。言葉づかいにも気をつけるようになりました。

 そして、一番の思い出は、初めてのイベントで大ぜいの人の前で舞台に立ったときのことです。とてもきんちょうしたので1回まちがえてしまいましたが、みなさんが笑顔で見てくれたので、終わった後に、「やってよかったな」と思いました。

 こうして、いろいろなことができるようになったり、すてきな思い出ができたりしたのは、先生方やみなさんがささえておうえんしてくれたからだと思います。また転校することになりましたが、これからも、舞姫でやったことを活かしてがんばりたいと思います。

 夏のお祭りでは、今まではゆかたを着せてもらって帯も結んでもらっていましたが、今年が自分で着ます。人にお茶をもっていくときも、自分できちんと持っていってすすめられると思います。舞姫でやったことがたくさん活かされて、みなさんによろこんでもらえるとうれしいです。

 今までたくさんのことを教えてくださった先生方、私をおうえんしてくださったみなさんにとても感しゃしています。本当にありがとうございました。

 

 

青森PerformanceTeam舞姫 わかな No.1

 

ほんの一年ほど前までは、私は内気な性格でした。ある舞台で着物を着て踊る私と同じくらいの年齢、それより小さい子どもたちの姿を見て私もやってみたいなと思い、そこで出会ったのが「青森PerformanceTeam舞姫」でした。メンバーの一員になる事ができて、きっとこれから楽しいことが始まるんだと胸が高鳴りました。

9人で始まった舞姫。最初は見ず知らずのメンバーのため緊張が抜けず、なかなか打ち解けられない不安がありました。ただ踊るだけはなく、着物・帯・扇などを使ったパフォーマンスのため、日に日に練習の内容は濃くなっていきました。県内でこんな事をしているのは私たちだけだという誇らしさや、新しいものを吸収していく楽しさを感じて、充実感がだんだん増していきました。

そして迎えた初舞台。少しミスもありましたが、注目して見ているお客さんをびっくりさせようと頑張りました。次の舞台は最初を上回る結果を出さなくてはならず、頭ではわかっていてもなかなか出来なくて、みんなで反省会をした時には何回も泣いたりしました。泣いて練習した分少しずつ成果は表れていきました。ステージをこなす回数だけ達成感が増していきました。そんな中研修を終え最終的に舞姫に残れたメンバーの中で、私がリーダーになるという自分にとって大きな境目を迎えました。突然のことだったので驚いて不安もたくさんありました。「一人で抱えないでみんなで解決していこう!」と先生もメンバーも優しく私をリーダーとして迎えてくれました。MCやパフォーマンス内容がどんどん変わっていく中で、メンバーととても仲が良くなりました。そのお陰でみんなで自分たちのパフォーマンスについて話し合う機会が増えました。

活動を始めてちょうど一年たった頃、私事ですが学校の体育の時間にケガをしてしまいました。ケガは日に日にひどくなっていって日常の生活や舞姫の活動ができなくなってしまい活動を休止しました。何とか良くなるまで5ヶ月もかかってしまいました。悔しさやメンバーはどうしているかという心配が私の頭の中に漂っていましたが、どうすることも出来ない日々を過ごしました。応援だけでもと思いメンバー3人でのステージを見に行った時、3人でキレイに並んで新曲を踊っていてびっくりするとともに安心しました。少しずつ復帰し、復帰後最初のイベントで私はMCとして久しぶりに4人一緒の舞台に立てて、晴れ晴れとした気分になりました。

考えた結果、ケガの事や学校や習い事との両立が難しくなったため、先生やマネージャーと相談してこの3月をもって卒業という事になりました。このたびは「卒業」という立派な言葉をもらいましたが、私が何か残したというよりも、私の方が舞姫のメンバーや先生、マネージャー、青森わごころの会の皆さん、そしてお客さんたちの笑顔や声援に支えられてきました。何回も叱られて何回も褒めてもらって何回も教えてもらって、たくさんの人とふれあえた事で、私は人とのつながりの大切さや礼儀をつくすこと、気持ちをきちんと伝えることを学ぶことが出来ました。私は舞姫に入って少しだけ大きな人になれた気がします。

最後に、この「青森PerformanceTeam舞姫」というチームで活動できた事を誇りに思い、私を支えてくれた全ての方に感謝しています。本当にありがとうございました!!